2015年11月3日火曜日

TOMO JAZZ ANCE STUDIO ハロウィン公演を終えて

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どうも僕です。icloudの使い方が分からなくて朝から携帯投げそうになってた僕です。
先日11月3日、遂にトモジャズハロウィン公演の本番でした。
去年から楽曲を使ってもらいつつ音響をしているこの公演、
去年の公演後からこの日までひたすら悩んだ成果が出せたように思います。
去年を思い起こすと本当に辛かった。まず何で音を流すのかとか分からなくて当日を迎えるっていう地獄からはじまり
いざ当日行けば
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こちら、タスカムのCDプレイヤーです。
これってPA卓で音量とか調節するから、ここにボリュームフェーダーとか付いてないのね。
そしてPA卓には会場のPAさんが居てホール、ステージ、モニターなんかを調節しなきゃいけないから、
僕は触れないのね。
でも、演出上何回かフェードアウトせなあかんときがある。
結果、PAさんに「ここでフェードアウトしてください!」と声をかけ下げきった合図をもらったら曲を停止し、
次の曲に行くときはフェーダーを上げきった合図をもらってから次の曲を再生するっていう超絶技巧が必要だったのね。しかも当日朝のゲネで初めて知るっていうね
結果、曲間の隙間が気持ち悪く開くっていう弊害もあり、今思い出すだけでも背筋が凍りますわ。
そして、「来年は無理です、迷惑をかけてしまいます」と一度はお断りさせて頂いたんですが、紆余曲折あり、今年もやらせて頂くという事が去年の12月頃に決まりまして、
どうせやるなら自分で納得できる様にやろうと、そこから今年の8月くらいまで、実際の音響の現場でどうやって流しているのかを徹底的に調べる所から始めました。
昔ながらの音響さん達は、このプレイヤーを数台(写真のは2台入ってますね)とPA卓を使ってフェードアウトに被せながら次の曲を出したり、そこに効果音を入れたりという事をするらしいんですが、はっきり言って神業です。長年の経験や場馴れが必要な技術で、僕にはそのどっちもありません。
次にサンプラーを使うというパターン
これなら結構いけるかなと思ったんですが、サンプラー自体結構高いし、設定や使い方を習得するのに時間が掛かる。
んで僕は作曲家なんで普段DAWを使います。DAWの使い方ならまあ知っています。
これで行こうと考えたどり着いたのがableton liveでした。
実際の現場でPAをされている方のブログにたどり着き、
これが正解だ、と確信し、liveを導入しました。
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今年の装備です。
サンプラーっぽい使い方ですが、本当に安心感ありました。流してる曲の波形が見えるので、目と耳でダブルチェック出来るんでミスの可能性が大幅に減ったよね。
(ちなみに去年フェードアウトの途中で次の曲に行ってしまい、しかも次の曲の頭に無音が入ってるっていう最悪な出来事があったんですがそんな心配が無いのが嬉しい)
右の機械の縦の列がCDデッキになってる(実際はDAW上のトラック)っていう考え方なんで、
縦の列は同時に鳴らない、それ以外は同時に鳴る
っていう特徴があります。これがすこぶる便利で、要は横並びに曲を配置していけば、フェードアウトに被せて次の曲に入れます。
逆に長いループからスイッチで別のフレーズに飛びたい時(今回はカーテンコールでちびっ子が舞台に上がるっていう演出があったんだけど、そこを長いループで作り、そろそろ終わるって時に舞台からの合図で終わり前のフレーズに飛ぶって所)は縦の列に配置すれば同時に流れないんで即次のフレーズに行けます(左下の2つ光ってるところ)。
あと今回、前日に「波の音を足したい」、当日に「ここの間をもう少し詰めたい」
という鬼演出家さんからの要望があったんですが、DAWなんで難なく対応出来るのが嬉しい。しかも現場でやってるんですぐ確認も取れるしあり難い。
そして何より、パソコンとちょっとした機材なんですぐ持ち運べるんで普段の練習からこれで出来るっていうのが一番のメリットでした。
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自宅の居間でも
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integra-7から効果音取ってきたり、L1で音圧合わせたり、その他大掛かりな加工するときはメインPCでやったりね。
(余談ですが写真に写ってるノートPCで当初やろうと思ってたんですが、最初の練習で音停まったんで、それ以降嫁のMACでやりました。うんMACの安定性すげえや)
とまあそんなこんなで、これ以上ない全力で臨んだ今年のハロウィン公演でしたが、非常にやりがいのある仕事となりました。
そして会場の後片付けまでフルで手伝い11時半からはスタッフ打ち上げにまで参戦させて頂き4時までお酒を浴びさせていただきました。やりきったあとの酒はうまい!
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最後に憧れのRYU先生と写真をとってもらい非常に緊張しているうちのミニドラキュラ。